調べれば調べるほど、Wimaxのサービス・契約はわかりづらい(汗)。
でも、大丈夫。なんとか紐解きます。
今日のお話はわかりづらさNo.1の
「ハイスピードモード」と「ハイスピードモードプラス」の違い。
結論は1つ。「ハイスピードモードプラスは絶対に外して契約する」
もしくは、契約に入っても、使えない設定にする。
これだけで、速度制限がすぐに掛かってしまうという困り事は防げます。
合わせて、auケータイを使っている人にとっては、お得な選択肢、「auスマートポート」も説明します。
これらが、分かるとWimaxの契約を進めてて、困ったことに陥る事はないはずです。
Wimaxの契約や説明を見ていると、
「ハイスピードモード」
「ハイスピードモードプラス」
この2つが出てきます。言い換えるとこれらは、
「ハイスピードモード」→Wimax2+の電波を使う
「ハイスピードモードプラス」→au4G/LTE 電波
こうした違いがあります。電波が変わると容量制限も大きく変わります。
昨日、書いたとおり、Wimaxは既存のケータイの電波とは違う周波数を使っています。
このwimaxの電波を使っている分には、3日で10GB、しかも、翌日夜間に遅くなる程度の制限なので、そんなに使ってても遅くなるということはない。
と、こ、ろ、が。
そのwimaxの電波が取れない場合、ルータの設定によっては自動的にハイスピードモードプラスに設定変更されてしまいます。
これは、「つながる」ことを優先しているため。
auの4G/LTEの電波はwimaxに比べると繋がりやすいのです。
使う側が意識してない時に変わってしまうので、普段通りに使っていると
あっという間に、7GB の制限に達する場合がほとんど。
こうなると、ハイスピードモードプラス側(au4G/LTE)だけじゃなく、ハイスピードモード側(wimax)も月末まで速度制限がかかってしまいます。
これが、wimaxを契約する時に必ずと言っていいほど陥る落とし穴。
写真はルータの設定画面。ここでハイスピード を選ぶ事が重要。
細かな設定は、利用するルータによって少しずつ違うのすが、やることは同じで、
「ハイスピードモードプラス」が使えないようにする。
これで、繋がらない状態を防ぐ事ができます。
こうした違いを理解した上で、wimax の電波が届くエリアであれば利用する価値があります。
写真は、今日現在の我が家の通信状況。3日で21GBぐらい使っていますが、夜間遅くなるだけで日中はほぼ問題なし。快適に使えています。
【auを使い続ける方へ】
「auスマートポート」というのが、ありますが、これは、wimaxのサービスと同じ仕組みです。
前述のように、wimaxが届く場所であれば、au経由でこの契約をすることをお勧めします。
理由は、「au スマートバリュー」の適用がかかって、月々の携帯料金が安くなるから。
wimax単体で契約する時よりも少し月額利用料が高いのですが、その分、スマートバリュー割引で携帯料金との合計金額は安くなる計算です。
※注意点
auショップでこのwimaxが届くかどうかの話はほぼしてくれません。かならず、「wimaxの電波(=ハイスピードモード)で利用できるのなら使うけど、そうじゃない場合は解約する。それでもいい?」と尋ねて下さい。
上記の注意点を契約前にきちんと話しておかないと、wimaxの届かない場所に設置すると月間7GBの制限にすぐかかってしまい、全く利用価値のない契約に2年間、利用料を支払い続ける事になります。
ややこしいなあ、と思うけど、こういう仕組みなので、仕方ない(笑)
理解した上で便利な部分をうまく活かしていくのが一番です。