【 5Gと東京スカイツリーの親しい関係 】
目には見えない電波の話について。
東京スカイツリー、近くを通ったことしかありませんが、間近で見ると本当に高いですよね。
そもそも、この東京スカイツリーは「電波塔」としての役割が一番の仕事。
決して、展望フロアやソラマチの営業ではありません(笑)。
このスカイツリーがどんな電波を出しているかはウェブサイトで公開されています。
主にテレビやFM等の電波ですね。
https://www.tokyo-skytree.jp/about/safety/
【 5Gの整備が進むのはユーザーのニーズを満たす為 】
携帯でこれだけ誰もがスマホを使うようになった今。
IoTの流れもあり、無線・携帯の電波を使っての情報のやり取りは爆発的に増えているのが現状。
こうした現状を支える為に、携帯の電波も進化を続けていて、高い周波数と様々な工夫で沢山のデータを低遅延で送受信できる5Gの普及が進められています。
これまでの4Gでは、爆発的に増えているデータを支えきれないんですね。
【 強い電波は人体に害があるのか? 】
5Gには、大きくわけて2種類の周波数があり、既存の電波塔を利用できるものもあれば、新たに設置しなければならない周波数(=ミリ波)もあります。
”人によって電波への耐性が異なる”はずなので、電波をなんとも感じない人が居る一方で、電波塔の近くにいると、体調を崩す方もいます。
電磁波過敏症 という症状もいまは言われるようになりました。
【 何事も否定せず、正しく恐れる 】
5Gが整備されているのは、増大するデータをさばくことが一番の目的です。そもそも電波は光と同じ電磁波の一種。周波数・波長が異なるだけ。否定するのは簡単なのですが、その便利さを享受しているのも事実。
強い電波に対して、敏感な人もいれば、全く何も感じない人もいます。周波数・波長が高いとアンテナは短く小さくなり、電波の届く範囲は狭くなります。
今まで、Wi-Fiの電波や、携帯の電波で体調の不安を感じたことのある人は、電波に対して敏感な可能性が高いので、アンテナの設置位置等を意識して住まいを決めたりする必要があるかも知れません。
でも、今まで何も不自由を感じていないのであれば、不安を感じるまえに、「電波塔近いから、繋がりやすいはず!(笑)」とメリットに目を向けてみる。
使っていたり、暮らしている中で何かを感じたらその時に考えて動く。
そんな感じでいいんじゃないかな、とおもいます。
いきなり否定したりせず、便利さを享受して便利に暮らしましょう。
(参考)総務省が、電波と人体への影響に関する資料を公開していますhttps://www.tele.soumu.go.jp/resource/j/ele/body/1-01.pdf
こういう資料を読んでみて、概略を知っておくだけでもわからない不安を取り除く事に繋がりますよ。さらに、詳しいことが知りたい方は遠慮なくコメント下さいね。